皆さん、こんにちは。
埼玉県さいたま市を拠点にPC工法を用いた工事を手がけるNHS株式会社です。
給与の支払い方にはいくつかの種類があり、会社や業界によって異なります。建設業界に定着しているのは、「日給月給制」という給与形態です。すでに建設業界で働いている方にとっては当たり前のルールですが、実はいろいろと問題点が指摘されていることをご存じでしょうか。ここでは日給月給制の特徴や、建設業界の給料形態の今後について解説します。
■日給月給制とは?
日給月給制とは、給与の金額が日額で決められていて、毎月の給与が勤務日数によって決まる給与形態です。簡単な例を挙げると、1日あたりの給与が1万円で勤務日数が20日間だった場合、1万円×20日=20万円の給与が支払われます。一方、何らかの理由で10日間しか働くことができなければ、1万円×10日=10万円しか給与がもらえないわけです。
建設業界では、長らくこの日給月給制が定着していました。建設業は工事をすることで収入が生まれる仕事ですから、仕方ないといえば仕方ない制度だといえるでしょう。多く働けばその分だけ給与も増えるわけですから、メリットもあったのは確かです。
しかし、日給月給制には、毎月のお給料が安定しないというデメリットがあります。建設現場の仕事は、雨などが原因で中止・延期になることが少なくありません。怪我をしたり体調を崩したりして、現場に出られない日もあるでしょう。そうなれば、その分だけ給与が減ってしまうことになります。
さらに、ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始といった休みが多い時期も、自動的に給与が減ってしまいます。そのため建設業界で働く人は「今月は休みが多いけど、その分給与が少ない……」というジレンマに悩まされ続けてきたのです。
■今後は建設業界でも月給制への移行が進む
日給月給制とよく比較される給与形態が、毎月決まった額の給与が支払われる「月給制」です。大きく分けると、遅刻・早退・欠勤した分がマイナスになる「月給日給制」と、マイナスにならない「完全月給制」があります。どちらであっても、天候や祝日といった理由で仕事が休みになった場合は、給与が減ってしまうことはありません。
では、従来型の日給月給制と上記のような月給制は、どちらの方がいいのでしょうか? 結論からいうと、圧倒的に月給制の会社の方がおすすめです。毎月安定した給与がもらえるというメリットが非常に大きいのに加え、最近は残業手当や休日手当をしっかり支払う会社が増えてきており、「働いた分だけ稼げる」という日給月給制のメリットが薄れてきているからです。
また、最近は働き方改革が推進されており、2022年からは建設業界でも土曜休みが徹底されます。こうなると、日給月給制の会社は土曜日に稼働できなくなり、しかも天候に左右されるというデメリットは残っていますから、ますます収入が不安定になるでしょう。このような事情から、今後は安定して働きやすい月給制へのシフトが進むと考えられます。
■NHSは創業時から月給制!休日も多く安定して働けます
近年では、建設業界でも週休2日制が定着してきています。このような時代に日給月給制を続けていると、単に収入が減るだけになりかねません。それを抜きにしても、天候や祝日に左右されて給与が不安定になってしまうというのは、働く人にとって大きな負担です。建設業界ではこの問題と正面から向き合い、月給制への移行を進めるべきでしょう。
そんな中、NHSは創業時から完全月給制を導入しています。これは、経営を圧迫するリスクがあるとしても、社員を大切にしたいという思いからです。年間休日は120日以上と、建設業界の中でもトップクラス。土日は基本的に休みなので、プライベートも充実させられます。PC工法を使った工事で、職人の負担を減らしているのも大きな特徴です。
現在は、PCの製作・建方や、現場でのPC配線工事、耐震補強、足場工事に関わる現場スタッフを募集しております。安定して収入を得ながら、やりがいのある仕事をしてみませんか? 詳細については、要項(https://nhs-kyujin.jp/recruit#section_144427)もあわせてご覧ください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。