建設業界の課題解決には「省人化」が重要!PC工法によるNHSの取り組みを紹介

皆さん、こんにちは。

埼玉県さいたま市を拠点に、PC工法を用いた工事を手がけるNHS株式会社です。


前回の記事では、建設業界の人手不足について解説しました。人手不足を解決するための方法はいろいろ考えられ、その1つとして新工法や新型機械の導入による「省人化」が挙げられます。NHSが手掛けるPC工法も、省人化や生産性アップの手段のひとつです。今回は、人手不足の中でも現場を回していくための、NHSの取り組みをご紹介します。



■PC工法は短工期・少人数・低負担での工事が可能!



以前の記事(https://nhs-kyujin.jp/blog/column/133220)でもご紹介しております通り、PC工法は工場で成形済みのコンクリート板を現場に運んで組み立てるというものです。この性質が省人化に大きく関係しており、同時に従業員の働きやすさにもつながっています。PC工法が弊社での働き方に与えている影響を見ていきましょう。


・工期を短縮できる


PC工法は、工場で作っておいたコンクリート板を運んで組み立てるという性質上、現場での型枠や鉄筋の組立作業がほとんど必要ありません。そのため、現場でコンクリートを流し込む工法に比べて、工期を大幅に短縮できます。


これはつまり、1つの工事のために職人が拘束される期間も短いということです。無理な工期での工事を強いられることはありませんし、仕事全体のスケジュールも調整しやすくなります。会社としても、社員の負担や都合などを考慮し、仕事がきつくならないよう可能な限りの調整を行っています。


・人数も一般的な工事より抑えられる


PC工法は工期が短縮できるだけでなく、工事に必要な人数自体も一般的な工事より少なくて済みます。このおかげで、「人が足りないから工事ができない」「人数不足なのに工事を進めて1人の負担量が増える」といったことになりにくいのです。


これは、職人からすれば無理な作業量を要求されにくく、会社にとっては人件費が浮くというメリットがあります。人手不足の現状に対応するには、最適な工法といえるでしょう。


・力仕事が少ない


一般的な工事は力仕事をする場面が多いため、どうしても働く人を選んでしまいます。しかし、PC工法は工場で制作したコンクリート板を運び、鋼材を使って緊張させ、数人でクレーンなどを使って据え付けます。つまり、人力を使う場面が少ないので、それほど力のない人でも働くことができ、現場仕事も苦になりにくいのです。


この負担の少なさは、事故の防止や社員の定着にもつながっています。長く働けば、工法についての知見や技術も身についていくでしょう。そうして1人1人の職人が着実に成長することで、少人数でも現場を回せるようになります。働きやすい環境を整えることこそが、少数精鋭の体制づくりを実現しているのです。


■NHSの働き方はPC工法だからこそ! まずはお気軽に応募ください



NHSは、建設業界でもいち早く働き方改革に取り組み始めた会社です。現在では、土日休みの完全週休2日制を実現しています。建設業界において、しっかり土日休みの取れる会社はそう多くありません。


このような働きやすい環境を整えながら、会社としてもさらなる成長を目指せているのは、PC工法を採用しているからです。単に制度を整えるだけでは、現場がついてこられず働き方改革は実現できません。PC工法は職人の負担が小さく、現場数が増えても柔軟に対応できるので、労働環境改善と会社の成長を両立できているのです。


この取り組みは従業員からも評価され、満足度はとても高くなっています。建設業界に興味のある方や、仕事もプライベートも大切にしたい方、今後の業界をもっとよくしていきたいというNHSの思いに共感できる方は、一緒に働いてみませんか?


現在は、PCの製作・建方や、現場でのPC配線工事・耐震補強・足場工事にまつわる現場スタッフを募集中です。詳細については、要項(https://nhs-kyujin.jp/recruit#section_144427)もあわせてご覧ください。皆さんといっしょに働ける日を楽しみにしています!