皆さん、こんにちは。
埼玉県さいたま市を拠点にPC工法を用いた工事を手がける建設業者NHS株式会社です。
SDGs(持続可能な開発目標)が注目される昨今では、企業に求められる責任も大きくなってきています。NHSも責任を意識し、業務に直接関わることからそれ以外のことまで、幅広くSDGsに取り組んでいます。その1つが「エコキャップ運動」です。ここではエコキャップ運動の持つ意味や、NHSの活動内容をご紹介します。
■さいたま市SDGs認証企業NHSの取り組み
NHSは「さいたま市SDGs認証企業」として、さいたま市とともに市民満足度の向上を目指しながら、SDGsの達成に取り組んでいます。たとえば、弊社が得意とするPC工法も、木型枠ではなく鋼製型枠を使用するため、地球環境に優しいという特徴があります。そして、業務以外の部分で力を入れているのが、いわゆるエコキャップ運動です。
弊社ではSDGs活動の一環として、ペットボトルキャップ回収を全従業員で行っています。これはゴミの削減や資源の節約はもちろん、1人1人が気軽に取り組める身近な活動で、SDGsへの意識を高められるという点に大きな意味があります。4月には貯まったキャップ約1,800個を、キャップの貯金箱推進ネットワーク様にお届けしました。
さらに、集められたペットボトルキャップは、ただリサイクルされるだけではありません。世界各地で使われるワクチンとなって、多くの子供たちの命を救っているのです。詳しくは次の項目で解説します。
■ペットボトルキャップがワクチンになるまで
ペットボトルキャップの回収がワクチン接種につながることについて、「一体どういうこと?」と疑問に感じる方もいると思われます。そこで、ペットボトルキャップがワクチンになるまでの流れを簡単に見ていきましょう。
まず、業者によって回収されたペットボトルキャップは、リサイクル資源として売却されます。その売却益は、JCV(認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会)への寄付となります。そしてJCVはUNICEF(ユニセフ、国際連合児童基金)と連携して、世界のワクチン工場へワクチンを発注。製造されたワクチンは世界各国に届けられ、子供たちへのワクチン接種に使われるのです。
具体的には、ペットボトルキャップ860個でポリオワクチン1つになります。ポリオ(急性灰白髄炎)はポリオウイルスによって発症し、特に5歳以下の子供がかかりやすく、麻痺や体の変形といった後遺症が残ることもある恐ろしい病気です。ワクチンのおかげで根絶される国も増えてきましたが、今なお多くの子供たちがワクチンを必要としています。
また、キャップの分別作業はハンディキャップを抱える方の自立支援にもつながります。つまりエコキャップ運動は、ゴミの削減、資源の節約、健康、福祉など、さまざまな面でSDGsに貢献しているのです。
■NHS株式会社は、今後もSDGsの達成に向けて取り組みます!
SDGsは前部で17の目標を掲げていますが、エコキャップ運動はそのうち「3.すべての人に健康と福祉を」「8.働きがいも経済成長も」「12.つくる責任 つかう責任」に関わっています。ペットボトルを集めるという小さな行為も、立派なSDGs活動なのです。
私たち1人1人は、決して大きなことはできません。しかし、世の中を少しでもよくしていけるよう、従業員全員でコツコツと活動を継続していきます。もちろん、PC工法のさらなる普及をはじめ、本業においてもSDGsの達成に取り組む所存です。皆さんも、身近なところからSDGsに取り組み、仕事を選ぶ際の基準にもしてみてはいかがでしょうか。
現在NHSでは、PCの製作・建方や、現場でのPC配線工事、耐震補強、足場工事に関わる現場スタッフを募集しております。安定して収入を得ながらSDGsにも貢献できる、やりがいのある仕事をしてみませんか? 詳細については、要項(https://nhs-kyujin.jp/recruit#section_144427)もあわせてご覧ください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。