「建設業=男性社会」はもう古い⁉建設業界で活躍する女性が増えています!

皆さん、こんにちは。

埼玉県さいたま市を拠点にPC工法を用いた工事を手がけるNHS株式会社です。


昔から、建設業界は男性社会というイメージがあります。実際、かつては建設業界で働く人の大部分が男性でした。しかし近年では、女性の活躍を推進する取り組みが始まり、建設業界で働く女性が少しずつ増えてきていることをご存じでしょうか。ここでは、建設業界における女性活躍の現状をご紹介します。



■建設業界では女性が少ないのが現状



現在、建設業界で働く女性労働者の割合は、約17.6%となっています(総務省「労働力調査」2021年10月分より)。全産業での平均が約44.4%であることを考慮すると、明らかに低い数字です。これでも以前に比べれば少しずつ増えてきているのですが、建設業界では今なお女性が少ないのが現状といえます。


このような状態になっている大きな要因は、建設業界で女性を受け入れるための環境が整っていないことです。たとえば、女性専用のトイレやロッカー、待機所といった設備が十分ではありません。加えて、産休・育休制度の整備も不十分であるなど、労働環境が女性に適応していないのです。


また、長らく男性社会が続いてきたため、女性をどう扱っていいのかわからないという企業も少なくありません。さらに、より根本的な問題として、「この仕事は女性には無理だろう」と決めてかかってしまい、現場が女性の採用に積極的でないというケースもあります。


建設業界での女性活躍を推進するためには、こういった現状を変えていかなければなりません。現在、少しずつではありますが、女性を増やすための取り組みが始まっています。この動きは、今後さらに強化されるべきでしょう。



■建設業界で活かせる女性の強み



建設業界が女性活躍を推進しているのは、単に人手が足りないからだけではありません。女性には、男性にはない強みがいくつもあるからです。


まず、男性が多数を占める建設業界に女性が入ると、男性(=上司や先輩)とは違う視点で物事を捉えやすくなります。その結果として現場の問題点・改善点を発見できれば、作業の効率化・生産性向上につながるでしょう。新たな商品開発や新規クライアントの獲得も期待できます。


さらに、女性が少ない建設業界にあえて飛び込んでくる女性というのは、「こういう建物を作りたい」「建設業界の現状を変えていきたい」という、強い意志や目標を持っていることが多いはずです。これは仕事の質を高め、現場に変革をもたらす起爆剤となるでしょう。こういった強みに期待し、女性の獲得に取り組む企業が増えているのです。


■女性でも活躍しやすい建設業界の仕事



建設業界に女性が少ない一因としては、「建設業=現場での力仕事・体力仕事」というイメージが定着していることが挙げられます。しかし、建設業界の仕事は力仕事ばかりではありません。あまり腕力や体力が必要なく、女性でも活躍しやすい業務もあるのです。代表的なものをご紹介します。


・CADオペレーター


CADオペレーターは、設計者が作成した設計図をデータ化して図面にする仕事です。建設業界では数少ないデスクワークであり、多くの女性が活躍しています。専門性が高い仕事なので給与も高く、十分なスキルを身につければ在宅ワークも可能です。


・施工管理


施工管理は、建設現場の安全や工程、原価などを管理する仕事です。実際の施工には参加せず、作業員の指示や事務作業を中心に行い、現場をまとめて工事を円滑に進めるのが主な役目となります。力仕事が苦手な方でも働きやすく、現場のリーダーとして活躍できるのが魅力です。


■NHSでは事務員はもちろん、職人としても女性が活躍中!



NHSでは事務員だけでなく、女性の職人も活躍しています。これも設備の見直しや現場の意識変革を行い、女性が働きやすい環境を整えているからです。今後もさらに環境を整備し、男女問わず活躍できる会社を作り上げていきます!


現在は、PCの製作・建方や、現場でのPC配線工事や耐震補強、足場工事にまつわる現場スタッフを募集中。詳細については、要項(https://nhs-kyujin.jp/recruit#section_144427)もあわせてご覧ください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!